「どの従業員」が「いつ」「どの機密ファイル」を「どうやって」を持ち出したか、答える(調べる)ことはできますか? または、従業員が企業の重要データを不正に持ち出そうとしたとき、この行為を阻止することはできますか?
企業データの漏えいは、故意・過失に関わらず、ビジネスに甚大な損害をもたらします。
企業には、さまざまな重要データが存在します。
企業の重要データ例 | |
✔ 知的財産 | ✔ マーケティングプラン |
✔ 財務情報 | ✔ ビジネス手法 |
✔ 管理システム | ✔ 顧客リスト |
✔ 研究開発プロジェクト | ✔ 従業員リスト |
✔ その他、企業秘密に関連するすべての情報... |
これらの重要データは、従業員であれば簡単に持ち出すことができてしまいます...。
このような従業員による重要データの漏えいリスクから企業(と従業員)を守るには、
「情報漏えい対策(DLP = Data Loss Prevention)」ソリューションが役立ちます。
情報漏えい対策 DLP(Data Loss Prevention)とは
機密または重要なビジネス情報が企業ネットワークの外部に出たり、アクセスが許可されていないユーザーの手に渡ったりしないようにする情報漏えい対策のためのセキュリティツールです。
情報漏えい対策 DLP(Data Loss Prevention)でできること
一般的な情報漏えい対策 DLPソリューションは以下のことができます:
1. 機密性の高い企業データの特定
多くのDLPソリューションは、機密データ(*)が保存されている場所を特定する機能を持ちます。
(*)機密性の高い企業データを識別するためのプロファイルが事前定義されています。
さらに、企業は保護したい重要データの情報を独自に定義することもできます。
2. リムーバブルデバイスの使用をブロック
多くのDLPソリューションは、周辺機器とUSBポートの使用、Bluetoothを介したデバイス接続をブロックする機能を持ちます。
従業員が機密データをUSB、スマートフォン、外付けハードドライブなどのリムーバブルデバイスにコピーして持ち出すことを阻止します。
3. オフラインPCの機密データ保護
多くのDLPソリューションは、従業員がPCをオフライン(ネットワーク接続を無効)にして会社のポリシーを回避しようとした場合も、機密データの持ち出しをブロックします。
従業員のPCが社内ネットワークやインターネットに接続されていない間も機密データを保護します。
4. 機密データの持ち出し監視と保護
多くのDLPソリューションは、機密データを含むファイル動きを監視してログに記録したり、外部への転送を制限または完全にブロックしたりする機能を持ちます。
競合他社に転職することを考えている従業員が顧客情報を含むファイルの転送を開始した...など、従業員の疑わしい活動を検知します。
ジュピターテクノロジーがご提案する DLPソリューション製品
「Endpoint Protector 5(エンドポイントプロテクター)」
弊社がご提案する DLPソリューションは、ルーマニア CoSoSys 社製「Endpoint Protector 5」(以下「EPP5」と略称表記)です。(2022年 1月 取り扱いを再開しました。)
EPP5 の特長
EPP5 には以下の特長があります:
✔ 故意または過失による情報漏えい、情報紛失、情報窃盗のリスクから企業を保護します。 |
✔ Windows、macOS、Linux マルチプラットフォーム対応製品です。 |
✔ バーチャルアプライアンスで提供。AWS SaaS も利用可能です。 |
✔ セットアップが簡単で30分程度で利用を開始できます。 |
✔ 分かりやすい運用・管理ツール(Webインターフェイス)。事前学習なしで利用を開始できます。 |