2018年6月29日金曜日

【Ekran(エクラン)】の二要素認証(ソフトウェアトークン認証)を活用する

不正ログインなどのセキュリティ対策として、二要素認証システムの導入は非常に有効です。しかし、二要素認証の方式はいろいろと存在し、どの方式を採用するかは課題となります。本ブログでは、簡単に構成できるPC/サーバー操作録画システム”Ekran"の二要素認証機能をご紹介します。

PC/サーバー操作録画システム”Ekran"
Ekran は、PCやサーバーでのユーザーの操作画面をそのまま画像で記録します。ログインすると記録を開始し、ログアウトで記録を終了します。オプション機能として二段階認証プロセスの仕組みを有しており、ログイン時にユーザー名/パスワードに追加して認証させることが可能です。


二要素認証
Windows マシンにログインする場合、ユーザー名とパスワードを入力して認証します。しかし、パスワードが第三者に知られてしまったり、総当たり攻撃などで漏えいしてしまうリスクがあります。
そこで、セキュリティ強化やコンプライアンス・監査の側面から、二要素認証の導入が進んでいます。
二要素認証とは?
  • ユーザーだけが知っている!
  • ユーザーだけが所有している!
  • ユーザー自身の特性!
上記の3つの要素から2つを認証として通す仕組みです。

二要素認証方式の代表例として、ハードウェアトークン・乱数表や生体認証があります。
物理的なデバイスのハードウェアトークンや乱数表は、紛失や盗難による不正ログインのリスクがあります。生体認証の代表は指紋認証ですが、SNSに掲載された写真から指紋がスキャンされるというケースもでています。このように、二要素認証はセキュリティの強化では有効ですが、デメリットもあります。ここでは、専用のハードウェアが不要で、スマートフォン等があれば簡単にワンタイムパスワードが生成できるソフトウェアトークン認証について説明します。

ソフトウエアトークン認証
ソフトウェアトークンは、スマートフォンやパソコン等の画面上にワンタイムパスワードを表示させるアプリケーションです。スマートフォン等で生成された時間ベースのワンタイムパスワードで、30秒ごとに変化する6桁のコードです。ユーザー名とパスワードによる「ユーザーだけが知っていること」に加えて、時間ベースのワンタイムパスワードによる「ユーザーだけが所有しているもの」を認証に使うことで、二段階認証のプロセスを実現します。
Ekran の二要素認証フロー
Ekran の管理ツールでソフトウェアトークン用キー(秘密鍵)を生成し、スマートフォン等のアプリケーションでキーを入力して利用できます。Ekran での二要素認証のフローは、次の通りです。

Ekran は、他にもAdministrator などの共有アカウントでログインした場合、一意のユーザー名とパスワードで強制的に認証する機能(二次認証)も用意しております。是非とも、お試しください。


Ekran とは
Ekran は米国のEkran System 社の製品で、コンピュータやサーバー画面を画像で記録することで、一般ユーザーはもとより特権ユーザー操作の監視をリーズナブルな価格で実現しています。


詳しくは製品紹介ページ・製品ガイドをご参照ください。



ダウンロード(評価版)
Ekranには評価版ソフトウェア(30日間)を用意しています。ぜひお試しください。

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