こんにちは。ジュピターテクノロジーでWebフィルタリング製品を担当している太田です。
前回から引き続き、Webフィルタリング製品「WebTitan Cloud(WTC)」の販売のヒントになりそうな情報をご案内させていただきます。
今回は第2回「自宅で端末をフィルタリングしたい場合は?」です。
テレワークの浸透により、「自宅で使用するテレワーク用端末にもWebフィルタリングサービスを使用したい」という要望も高まっています。
この要望を実現するためには「リモートワーク用端末すべてにWebフィルタリング用のエージェントをインストールする」運用になります。とはいえ、一台一台の設定が手間になるほど、情報管理者、担当エンジニアの皆様は難しい顔をされてしまうでしょう。
エージェントをインストールするとなると、初期導入に時間を取られますし、WindowsOSやmacOSの更新のたびにアプリケーションが正常に動作をしているかどうか確認するための動作検証が発生します。
配布端末に管理者権限をつけることはほぼありませんので、設定変更が発生する際は、端末を回収しなければならなくなり、現場の工数がかかってしまいます。
「では、Webフィルタリングをしないで済むように、配布端末がローカルで利用するインターネット接続を無効にしよう!」とお考えになる担当者様もお見えになります。すると、今度は「Web会議はVPNネットワークに負荷をかけるから、ローカルのインターネットで実施したい」という要望に答えられなくなってしまいます。
WTCのエージェント On the go(以下OTG)は、Microsoft Intune、Google Workspaceに対応しており、Windows端末、Chrome bookへ一括インストールが可能です。また、一括インストールが難しい環境であれば、EXEファイルを特定のフォルダに置き、起動時にバッチコマンドを実行することでサイレントインストールできます。
そのため、端末回収は不要です。アイコンはタスクトレイに表示されていますが、ポップアップも出て来ません。アイコンを非表示にすることも可能です。
サイレントインストール、アイコンも非表示となると、インストールが完了したかどうかを判断する手段がないのでは…と思われるかもしれませんが、ウェブブラウザ上の管理ページから、各端末へのインストール状況を確認できます。
続いて、OTGの動作について、簡単に見ていきましょう。
例えば、コーヒーショップに入ってショップ内のWi-Fiに接続します。するとOTGが反応して端末のDNSサーバーアドレス設定を変更し、WebTitan Cloudサーバーへの接続を有効にします。それ以外の時間は、管理者が更新したポリシーを受信する以外、何もしません。
OTGは上記の動作に必要な機能しか持っていないので、端末のリソースをほとんど使いません。テレワーク用端末へ管理者権限を与えなければユーザーにサービスを止められる心配もないため、安定した運用が見込めます。
以上で今回の内容を終わらせていただきます。
次回は>でも、WebTitanCloudって有名なんですか…?について書かせていただきます。
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