↻2022年2月17日更新
こんにちは。ジュピターテクノロジーでWebフィルタリング製品を担当している太田です。
前回から引き続き、Webフィルタリング製品「WebTitan Cloud」の販売ヒントになりそうな情報をご案内させていただきます。
今回は第8回「ウチ、営業所が地方にもあるんですけど…」です。
複数拠点への導入はフォローが大変
昨今の社会情勢から、多様な働き方を模索するお客様のオフィスは、一つとは限りません。時折、このようなお話を伺います。
「お客様の営業所が日本全国、海外にもあるとき、営業一人ではカバーしきれないことがある」
関東が拠点の営業さんであれば、関東圏はすぐに訪問してフォローできるけれど、関東圏以外の地域や海外には、なかなか行くことはありません。しかし、お客様の中には「本社は関東圏だけど、各営業所にも導入したい」と希望されるお客様もいらっしゃいます。
エリアが異なれば、複数の営業さんと連携する必要が出来、申し送り事項も増えます。申し送り事項が増えれば、抜け漏れも出やすくなります。
また、すべてのオフィスが同じ環境であれば1回目の導入ノウハウを活かせますが、同じ規模・構成のオフィスばかりとは限りません。
しかも、DNSサーバーが置いてある拠点もあれば、ルーターのみの拠点もあります。日本全国、海外にも導入出来て、どんな環境にも簡単に導入できるWebフィルタリング製品なんてあるのだろうか…。と思いますよね。そんな時、「WebTitan Cloud」がお役に立ちます。
WebTitan Cloudを導入する場合は、大きく2パターンに分けられます。
拠点端末の接続がDNSサーバーに集積しているパターン
各拠点の端末が親拠点のDNSサーバを通ってインターネットの世界に出ていく場合です。
この場合は、親拠点のDNSサーバーのDNSフォワーダー設定を変更すれば、すぐに設定完了となります。
拠点が独立しているパターン
各拠点が独立した環境でインターネットを使用している場合です。
各拠点のNW最上位機器(DNSサーバー・ルーター等)のDNSフォワーダー設定を変更します。ルーターのDNSサーバーアドレスやDNSフォワーダー設定を変更したくないお客様には、利用端末本体のDNSサーバーアドレスを変更するか、エージェント「WebTitan OTG」を端末にインストールすることでWebフィルタリングを開始できます。
このように、ユーザーの端末がWebTitan Cloudサーバーへ繋がるように道筋をつけさえすれば、WebTitan Cloudの主な設定は完了します。そのため、環境が異なる複数拠点を持つお客様にとって、WebTitan Cloudは提案しやすく、手離れが良いと言えます。
以上で今回の内容を終わらせていただきます。
次回は>「謎のクレーム」について書かせていただきます。
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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。